お知らせ
2023年02月02日
北海道新幹線札幌延伸に伴う経済効果
JR北海道は、東京駅と札幌駅まで延伸する工事が完了すると、東京から新函館北斗より北にある長万部や新小樽などを経由して札幌までダイレクトにアクセスできるようになります。
北海道新幹線が札幌まで延伸される計画は2012年には既に決まっており、2022年6月頃から新幹線高架橋の工事に着手し2030年度末には開通する予定で工事が進められることとなっています。
東京から札幌までの所要時間について、4時間半での運行を目指すと発表しており、
現在の東京から札幌までの主な交通手段は飛行機であり、飛行機は風雪の影響を受けやすいため、冬は特にダイヤが不安定で定時運行が困難な時期もあります。自治体によっては定時性と安全性が高い新幹線の開通を歓迎しており、年間を通じた観光振興などに大きな期待を寄せています。
計画当初、北海道が試算したところによると、北海道新幹線延伸による経済効果は約2兆5,000億円に上り、また雇用創出効果は約20万人と予測を立てられています。交流人口の変化についても試算されており、東北または関東から道央・道南などへの交流人口は42.4万人増えると予測されています。
さらに、札幌市ではかなりの数の再開発計画が持ち上がっており、札幌駅-大通駅-すすきの駅付近では大型デパートやホテル等の開発が進められています。
コロナウイルスの影響に苦しめられ低迷した経済が、今後の札幌を中心とした再開発による経済効果に大きく期待がかかっています。
株式会社リバイブサッポロ 営業部 森田